繰り返される暴虐。娘を野獣どもに暴行された父親が鬼と化す。暴力、脅迫、拉致、ドラッグ、美人局……。金の為ならなんでもアリの半グレ集団。流されるままに犯罪に手を染める少女のまわりで起きる凄惨な事件の数々。暗く汚い悪意の渦にのみ込まれていく——。とまらない欲望。断ち切れぬ復讐への連鎖。『事件』へのカウントダウンが始まる。
子供のころ最愛の人を亡くした事件を警察に隠蔽された過去を持つ男・龍崎イクオと段野竜哉。事件の秘密を探り出すことを胸に秘め、イクオは刑事になり、竜哉は極道となった。「法の番人」と「闇の住人」が巨大な警察機構に立ち向かう!
優秀な頭脳と美貌を併せ持つ女子高生、立花彩香。熊本で小さなスナックを経営する母と、二人きりで暮らしていた。県下有数の資産家・杉野家の跡取り息子の謙一は、彩香に好意を抱いているが、謙一の婚約者である地元名家の娘・北条梨奈が、彩香に嫌がらせを仕掛けてくる。杉野の父が糸を引く地上げ屋に、立ち退きを迫られる母のスナック。卑劣な手段もいとわず、彩香と謙一の仲を引き裂こうとする梨奈。健気に戦った母娘だが、母を癌で失い、信じていた謙一にまで裏切られた彩香は、水商売の世界で生きることを決心し、大阪へ。そこで生涯魂の友となる、ヤクザ修行中の伊達直人と出会い、金と権力に傲る男達をひれ伏させる「女帝」となることを誓う。
佐倉葉子21歳。彼女は不当に手に入れた鍵を持ち、住人が不在の家を渡り歩いて、生活をしている。そんな葉子の前に、突然現れたのは、死んだはずの同級生・月沼マコト。彼の口から語られるところによると、葉子は知らず知らずのうちに「ヒル」と呼ばれる存在になっていたらしい。「ヒル」とは一体、何なのか?『SEED』の今井大輔が描く、新時代のドロップアウトストーリー。
1920年代のアメリカをモチーフとした街・ロックヴィルシティ。そこは超人的な力を持つヒーロー「キーマン」が街の平和を守っていた。だがキーマンは何者かに殺害されてしまう。事件捜査に赴いたアレックス刑事は、謎の少女・ネクロとバディを組み、社会の暗部に巣喰う悪の組織と戦いを繰り広げていくことに!
新宿で診療所を営む医者の伊達戊亥は、ある晩診察の帰りに裏通りの駐車場で女が降ってくるのを目撃する。女がこと切れる直前に必死に伸ばした手から、小さな鍵を受け取ってしまう。伊達は瞬時に他殺と断定するが、それに不審を感じた、新人女刑事の醍醐まりあが、翌日診療所に乗り込んでくる。昨晩から嫌な予感のあった伊達は、まりあを軽くあしらい事件を調べに出るが‥‥!?
文明開化の明治9年・横浜。見たモノ全てを記憶する目を持つ少年・柳は父親の借金のカタに己の身体を賭け金にする裏花札賭博『水郷楼』へ連行される。敗北は死。竦む博徒たちの中、柳だけがその戦慄に微笑む…。その目で勝ち抜け、狂鬼乱舞の無頼花札バトル開幕!
人気コンビ・インパルスの板倉俊之が書いたハードアクション小説をコミック化! 近未来、射殺許可法が制定された日本で、各県に1人ずつ選ばれる「トリガー」たち。それぞれの信念に従い、≪悪≫と判断したターゲットに、彼らは弾丸を撃ち込む!
「殺人人形」のコードネームを持つ少年・結は「組織」によって戦闘の妨げになる感情が芽生えないように育てられた暗殺者だった。
日本の片田舎の死にかけの町に大規模な油田が発見された。発見者の名は盤流源一郎。その名をとって「盤流市」と名付けられ、創設された石油会社「バンリュー石油」のオイルマネーで町は復興を遂げる。バンリュー石油の恩恵を受けた街は、人々の欲望に応える楽園の都市と化した。そして都市の魅力に惹きつけられた無法者達が群がるようになる……。都市の秩序が荒らされた時、バンリュー石油の社員による超法規的に無法者を逮捕、場合によっては処刑する制裁が下され殺人までもが合法となり、いつしか都市は『合法都市』と呼ばれるようになった……。莫大なオイルマネーが産んだ独裁都市に警視庁特捜部から1人の敏腕刑事が盤流を検挙するべく潜入捜査を命じられる。刑事の名は遠藤優介。人間の欲が産み出す混沌溢れる「合法都市」で予測不能のハードボイルド・アクションが今始まる!!
外国育ちの日系二世の弁護士・風間ジョージが、あさお法律事務所に入所してきた。その常人ならざる言動から「宇宙人」と呼ばれている風間には、さらに知られざる秘密があった!?
赤道直下の小さな島国“象の子孫(イビヤ)”。陰謀を企む何者かに命を狙われた大公爵バール・プルンダは、安住の地を求め、来日した。同じ頃、イビヤの「近衛師団(ターラカラジャ)」は女王陛下の命を受け、密かに日本に集結していた。互いの顔を知らない彼らは、大公爵護衛の任務のもと、それぞれ行動を開始。蛇使い、毒薬使いなど数々の危険を乗り越え、その存在を確認し始めた近衛師団(ターラカラジャ)だったが…!?世界選りすぐりの美少年5人が大活躍!その1人、(一応)主人公のレイア・ムーアは自分が近衛師団(ターラカラジャ)の一員だということを隠して叔父であるバール・プルンダ公の日本の家に居候しつつ任務の遂行に務めるが、ワガママな叔父さんや協調性のない仲間たちに振り回されて全然上手く行かない!!こんなんで本当に叔父さんを無事イビヤに連れ帰る事ができるのか!?
突然、ユウコの家に何年も海外出張に行ったきりの、父の知り合いが居候する事になる。その彼にユウコは、下校途中何者かに襲われたとこを救われる。裕子を襲ったは誰なのか?また、彼が日本に来日した本当の理由は…!